生活クラブでは「商品」ではなく「消費材」と呼んでいます。

生活クラブの組合員が共同購入を通じて学んだことは、市場にあふれる「商品」は、必ずしもそれを使用する立場から作られたものではないということでした。

こうした「商品」の問題点を生活者の視点で見直し、「売るためのもの」ではなく「消費するためのもの」を手に入れる取り組みを積み重ねてきました。

生活クラブでは、こうした考えから共同購入する「もの＝材」を商品と呼ばずに「消費材」と呼んでいるのです。「消費材」は、安全・健康・環境を大事な価値とする独自の厳しい基準で作ったオリジナル品がメインです。出典：生活クラブホームページ「生活クラブの食材・品物」

生産者と生活クラブの組合員が一緒に納得いくものを作っています。ほとんどがオリジナルです。

昨今のスーパーは生産者から品物を安く買い取っているため、消費者も安く買える仕組みになっています。消費者にとっては安く買えるのはありがたい場所ですよね。

しかし生活クラブデポ―木刈ではより安心に、いいものを作ってくれる生産者と生活クラブの組合員が共に歩み、買い支えることで生産者と消費者どちらも安心して生活できる環境を作り上げています。

どんなことをしているか、ご紹介します♪

消費者を通して健康で安心な社会の実現を目指すための「消費材10原則」

第1原則：安全性を追求します。

第2原則：遺伝子操作された原材料は受け入れません。

第3原則：国内の自給力を高めます。

第4原則：公正で責任ある原材料の調達をめざします。

第5原則：素材本来の味を大切にします。

第6原則：有害化学物質を削減します。

第7原則：3Rを推進し、さらなる資源循環をすすめます。

第8原則：温室効果ガスの排出削減をすすめます。

第9原則：積極的に情報を開示します。

第10原則：独自基準を定め、自主的な管理をすすめます。

10原則を胸に、例えば生産者が他のスーパーに卸す商品を作っている工場を使用する場合は毎回、生活クラブが指定する安全性の高い石鹸で清掃してもらいます。

また、生活クラブ独自の基準に当てはまる体に害のありそうな疑わしい物質があれば使用せずに作ってもらえるよう生産者と納得をするまで話し合いをします。

そうして出来上がった他のスーパーには置いていない品物をまとめて生産者に注文し、価格は受注生産で生産者と組合員が共に決定します。

代表的な消費材のご紹介

生活クラブを利用するにあたって

生活クラブは営利を第一の目的とする事業体ではなく、消費者（お客様）が組合員になって「出資」「利用」「運営」することにより成り立っています。

運営するための費用1000円の内訳は以下となります。

①出資金毎月700円（退会時返金されます）

②組合員活動費毎月100円

③エッコロ制度（組合員のための保証制度）毎月100円

④情報紙購読料毎月100円

※詳しく知りたい方は店舗ワーカーズに聞いてみてくださいね♪

デポ―木刈はどなたでも加入していただける生活クラブのお店です！

デポ―木刈は、「納得してお買い物を続けてほしい！」という願いから、サンプルやお試しのお買い物などを通じてからご加入下さいとのことでした。

来店されたその日から、お気軽にお買い物ができます。また、だれでも気軽に入れるコミニュティスペース（休憩所）も併設していますので、のぞきに行ってみて下さいね♪

デポ―木刈