白井市の学校給食の舞台裏
冬野菜が育つ畑を見てみよう~学校給食を支える野菜農家さん達Part 3~
2023年12月22日(金)霜が降りるようになってきたこの日、白井市学校給食センターの栄養士さん、栄養教諭さん、桜台小中学校の栄養士さん、栄養教諭さん、やおぱあくの店長さん、白井市役所の職員の方といろいろな野菜の畑を見学しました。
白井市の子どもたちや市民の皆さんのために作っている、こだわりの詰まった畑がこちらです。
今回は主ににんじん、大根、白菜、かぶ、長ネギ等たくさんの冬野菜を中心に畑の見学をしました。
にんじん畑
かぶ畑
ほうれん草畑
見学していた人から、ふと「こんなに広い畑を管理するのは大変ですねー」との声がありました。中村さんは、「雑草の管理がとても大変です。学校給食の野菜を納品するということは、ちゃんとした野菜を注文数きちんとそろえなければならない。だから給食って大変なんです。でもそれ以上に、やりがいがある。それが食べてくれる子ども達。だから農薬もできるだけ使わないように工夫したり、肥料にもこだわっておいしく、安心して食べられる野菜を作るように心がけています。」
中村さんの畑の堆肥はやわらかく、ふわふわしています。
何が入っているのか尋ねると、「馬ふん、チップ、米ぬか、もみがらです。」と答えてくれました。栄養たっぷりの堆肥だからこそできる美味しさの秘密がここにありました。
小松菜畑
白菜畑
白菜がツヤツヤしています♪
山崎さんの畑では、主に小松菜や白菜をみせて頂きました。白菜はお店で出るような形にするために、このツヤツヤの白菜を一つひとつひもでしばり、形を作るそうです。想像しただけで、大変さが目に浮かびます。
小松菜の種を実際に蒔く体験をさせてもらいました。畑に種を蒔くときにはこのような機械を使います。蒔いてみて感想を聞くと、「思ったよりも軽い力で進みました。これならたくさんの種を一度に蒔くことができますね。」とのことでした。
立派なにんじん!
学校給食ではにんじんは欠かせません。松丸さんの畑では、学校給食用としてスーパーで売られているにんじんよりも少し大きめで作られています。品種はアロマレッドと翔馬(しょうま)が作られていて、アロマレッドは青臭さや苦味が少なく、翔馬は甘いのでにんじん嫌いな子ども達でも食べやすい品種です。1月の給食では、1600kgものにんじんを納品しました。新鮮なにんじんなので皮までおいしく食べることができます。
1月29日の給食テーマ:じもとのめぐみに感謝しよう♪
<献立>
・白井市産コシヒカリのご飯
・白井市産自然薯のすまし汁
・白井市産ほうれん草の和風サラダ
・いわしのさんがやき
・はちみつゆずゼリー
毎回農家さんの畑を見学させてもらうたびに、子ども達や地域の人のために愛情を込めて野菜が作られているのをひしひしと感じます。今後は今よりもっと農家さんが働きやすい環境が整い、さらに美味しい野菜が出来上がる事を願います。
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2023年12月22日、今年最後の白井市学校給食を支える野菜農家さんの畑を取材しました。
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