説明会レポ第１弾として、本日『八千代松陰中学校』さんの塾対象の説明会へのご案内をいただき参加させていただきました内容を載せさせていただきます。（全5回にわけて配信します）

今回は第3回で『算数の問題傾向と対策』についてです。
（※各科目の先生方が親切丁寧に分析、解説して頂いて本当にありがとうございました！）

≪問題構成≫
（学科入試／一般入試）
　□大問は全部で6問
　□大問1は『計算問題』
　□大問2は『小問集合-1-』：比・利益・長さ・重さ・面積・過不足などの一行問題
　□大問3は『小問集合-2-』：平面図形・空間図形など
　□大問4～6は『長文問題』：プログラムを読み解く、グラフ読み取り、会話文・立体・規則性など

≪ここだけの出題者からの問題傾向≫
　（IGSコース）
　□大問１について→時間がかかってしまって最後まで行かない児童が多い（特にIGSコース）
　□大問2～3→過去問ではあまり見られない問題になると正答率が急に下がる
　□大問4～6→プログラムやグラフを読み取るような算数の総合的な力がと問われているが、問題を理解して解くことができていない児童が多かった
　
　□長文問題で『何を聞かれているのか』と『図や表、対話文で何を表しているのか』を正確に知る練習が必要である

≪対策ポイント≫
　□①計算力をつけること、早く正確に四則計算や□（x）の問題を解けるようにしましょう。
　
　□②入試用のテキストを使って、基本的な文章題や図形問題は完璧にしていきましょう（エフォートや新小学問題集シリーズ、中学受験新演習などいいですね）

　□③大問4以降の対策は独自対策が必要であり、参考書選択から重要になると考えられる。

　※③については、当校であれば、中高一貫校生の思考力問題対策用のテキストを使っての対策を秋に実施し、身に着けた基礎力を返還させる練習をさせます。

計算は精度と速度をしっかり意識して勉強し、文章題は適度な特殊算を身に着けていただければ、合格に近づくと思います。算数の勉強量は増えると思いますが、頑張ってください！