しろいの梨
中嶋智彦さんは最高賞である農林水産大臣賞を、橋本哲弥さんは千葉県果樹園芸組合連合会長賞を受賞されました。
(一列目左から)『中嶋梨園』中嶋智彦さん、笠井市長、『橋本梨園』橋本哲弥さん
(二列目左から)白井市梨業組合山本さん、秋本組合長
今回の出品は10年ぶりになりました。前回出品した際には「県知事賞」を受賞させていただきました。久しぶりに出品させてもらいますので、せっかく目指すのであれば優勝を、と思い出品しました。
おかげさまで1位を取ることができ、白井梨業組合の諸先輩方のご指導があったからこそ受賞させてもらえたものと思っています。
普段の梨づくりに関しては、まずは消費者の方に「美味しいね」って言ってもらえるような梨づくりを目指し日々研究・努力して、橋本梨園の橋本哲也さんとも相談しながら、梨づくり作りができるよう安定した生産ができるよう心がけていきます。本日はありがとうございました。
今まで「千葉なし味自慢コンテスト」にはご縁がなかったのですが、たまたまお声がけをいただき「せっかくの機会、出品してみよう」と思い至りました。
初めての出品でありましたので、受賞者の諸先輩方に伺い相談し、ご指導のとおりの基準で出荷したところ、初出場ではありますが「千葉県果樹園芸組合連合会長賞」を受賞させていただきました。
これも梨業組合の諸先輩方が築きあげ、今まで培ったノウハウがあったからこそと思っています。
梨づくりに関しては、おいしい梨づくりを心がけていること、お客様が喜んでくれるような梨を日々研鑽して作り続けています。そして梨作りを支えてくれた家族、パートさんやアルバイトの皆さん、そしてお客さまに感謝しています。
今後も何度かチャンスがあると思いますので、さらに上位を目指せるように頑張っていきたいと思います。
中嶋智彦さん、橋本哲弥さん、この度は受賞、誠におめでとうございます。「しろいの梨」を支えてこられた、白井市梨業組合秋本組合長、山本さんにもお越しいただきましてありがとうございます。
白井市は「梨」が一番有名であり、県内有数の栽培面積を誇っております。市外の方との面会の際に「白井市は梨のおいしいまちです」とお話ししますと「しろいの梨」は、やっぱり他市とは違うと聞くことがあります。その中で実際にすばらしい賞を受賞されましたので、ますますアピールして参りたいと思います。
市内の梨農家さんも減少傾向であり、栽培面積も減少しています。100年以上続く長い歴史のある「しろいの梨」を、どう次の世代に引き継いでいけば良いか「しろいの梨」を守っていきたいと思っていますので、お知恵をいただきたいと思います。
世の中では「スマート農業」でいろいろな技術を使いながら効率的にやっていく方法もありますが、実際に梨農家さんにこの技術が合致するのか、どうかご意見をいただきたいです。生産力不足がこれから、今以上に深刻になってきますし、より効率の良いことを考えながら、市としましても応援させていただきたいと考えています。
この度は受賞、誠におめでとうございました。
白井市梨業組合事業について、笠井市長へ報告とこれからの「しろいの梨」についてなど、様々な話題に発展していきました。
人材確保や様々な取組、話題は多岐にわたっていました。
↓↓受賞後、中嶋梨園さんに伺って中嶋智彦さんにインタビューしています。
▼農林水産大臣賞
中嶋 智彦さん
『中嶋梨園』
▼千葉県果樹園芸組合連合会長賞
橋本 哲弥さん
『橋本梨園』
▼奨励賞
白井市中央選果場組合A
▼奨励賞
伊藤 隆弘さん
▼奨励賞
秋本 貴之さん
(いずれも白井市梨業組合所属)
取材日:2023年11月20日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。