白井の歳時記
白井市には地域を守って下さっている多くの氏神様がいらっしゃり、しろい七福神を祭る寺院など由緒ある寺院も多く存在しています。ここでは編集部が足を運べた社寺をご紹介します。(随時更新していきます)
《神社》
《寺院/しろい七福神》
来迎寺(布袋尊)/長楽寺*(恵比寿)/延命寺*(大黒天)/西輪寺(福禄寿)/薬王寺(弁財天)/佛法寺(寿老人)/秋本寺(毘沙門天)
*除夜の鐘をつくことができます。
(順不同)
■御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
■御神徳:開運招福、地域安全
大日神社の境内社です。
●八坂神社・・・御祭神:素戔嗚命(すさのおのみこと)
●三峰神社・・・御祭神:伊弉諾命(いざなぎのみこと)・伊弉册命(いざなみのみこと)
●駒形神社・・・御祭神:大山祇命(おおやまつみのみこと)・宇迦能御魂命(うかのみたまのみこと)
●疱瘡神社・・・御祭神:大直日命(おおなおびのみこと)
●天神八幡神社・・・御祭神:菅原道眞公・名馬生食(めいばいけずき)
●出羽三山神社・・・御祭神:月読命(つくよみのみこと)
大日神社
住 所 | ※すぐそばに長楽寺があります。 |
駐車場 | あり |
トイレ設備 | なし |
本殿と石造鳥居が市の有形文化財、三猿庚申塔が有形民俗文化財に指定されています。
本殿は市の有形文化財、切られ庚申は有形民俗文化財に指定されています。
■御祭神:石凝留命(いしこりどめのみこと)
石裂命(いわさくのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
根裂命(ねさくのみこと)
■御神徳:破魔勝運、家内安全、商売繁昌、交通安全、学業成就
阿夫利神社
住 所 | 印西市高西新田227 |
駐車場 | あり |
トイレ設備 | あり |
木造阿弥陀如来立像、木造不動明王立像、木造毘沙門立像、木造閻魔王坐像、木造奪衣婆坐像が白井市の有形文化財に指定されています。
承久年間(1219年~1222年)の開基と伝えられ、堂内には本尊阿弥陀如来立像・閻魔王・毘沙門天・弁財天・奪衣婆(だつえば)等が合祀されています。境内には樹齢400年を超えるとされるイチョウがあり「火伏せの公孫樹」呼ばれ、白井市指定文化財となっています。
■宗派:天台宗
■御本尊:阿弥陀如来坐像
布袋尊
しろい七福神の一神である布袋尊が祭られています。堪忍と和合を教えてくれる福神として、吉凶占い・福徳円満・平和安穏・家運繁栄を司る神として崇められています。
御本尊の木造阿弥陀如来立像は、白井市指定有形文化財となっています。
文明年間(1469~1486年)の開基とされる古刹であり、七次地区の菩提寺です。現本堂は本山延暦寺中堂の様式をとりいれた座禅などの修業道場として知られています。
【除夜の鐘】
12月31日23:30~
どなたでも鐘をつくことができます。鐘楼は本堂脇にあります。
■宗派:天台宗
■御本尊:阿弥陀如来坐像
しろい七福神めぐりの恵比寿神が祭られています。商売繁盛・医業・交通安全等を司る神として崇められています。
長楽寺(ちょうらくじ)
住所 | ※すぐそばに大日神社があります。 |
駐車場 | あり |
トイレ設備 | あり |
観音堂が千葉県有形文化財、十九夜塔と火伏せの札(原則非公開)が白井市有形民俗文化財に指定されています。
寛弘2年(1005年)の開基と伝えられています。境内にある観音堂は寛文8年(1668年)の建立で御本尊は十一面観音像です。
■宗派:真言宗豊山派
■御本尊:延命地蔵尊
【除夜の鐘】
12月31日23:30~(受付23:00~)
どなたでも鐘をつくことができます。鐘楼は観音堂の斜向いにあります。
本堂には、しろい七福神の大黒天が祭られています。すべての暗黒は飲み込まれ、吉祥をも招く七福神の一神として庶民に親しまれ、信仰をあつめています。大きな蓮の葉と唐辛子の上に座っている数少ない像です。
境内太子堂に祭られている木造聖徳太子立像は白井市指定有形文化財です(原則非公開)。
文禄2年(1593 年)の開基と伝えられています。境内には本堂の他に太子堂があり、堂内には聖徳太子・聖観世音菩薩・弁財天その他が合祀されています。
■宗派:天台宗
■御本尊:阿弥陀如来
しろい七福神の一神である福禄寿が祭られています。幸福・高祿・長寿を与える三徳の神として諸願成就を願う多くの人々に信仰されています。
大同年間(806~810年)に清戸山に開基創建されたと伝えられています。本堂は2001年に再建されました。境内には薬師堂を配し近くには観音堂があります。
■宗派:天台宗
■御本尊:薬師如来
しろい七福神の一神である弁財天が祭られています。水辺の近くに祀られる女神で音楽・芸術・知恵・財産を司る守護神として崇められています。
御本尊の木造阿弥陀如来坐像および両脇侍立像(観音菩薩立像・勢至菩薩立像)が白井市有形文化財に指定されています(原則非公開)。
開基不詳ですが、御本尊の木造阿弥陀如来坐像が鎌倉時代13世紀中頃に制作されたと考えられています。境内には延命地蔵尊、納骨堂があります。
■宗派:天台宗
■御本尊:木造阿弥陀如来坐像
しろい七福神の一神である寿老人が祭られています。長生き、開運、厄除けを司る福神として崇められています。
弘安年間(1278~1287年)に秋元太郎左衛門尉勝光(あきもとたろうさえもんのじょうかつみつ)という武士を開基とし、嘉元元年(1303年)に開山したとされています。
■宗派:日蓮宗
■御本尊:大曼荼羅(だいまんだら)
境内にある番神堂に、しろい七福神の一神である毘沙門天が祀られています。毘沙門天は甲冑をつけ左手に宝塔を捧げ、右手に金剛棒を以て立つ尊像で、手に持てる宝塔からは無量の財宝を出し人々に与える施福の神として、また名誉・権力・地位等を司る神として崇拝されています。
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