しろいの梨
2024年11月12日、しろいの梨を零度以下の冷凍温度帯に保管して、冷凍させずに保存した幸水梨の試食会が行われました。
電圧保存技術とは
▷零度以下の冷凍温度帯において、植物等に高電圧の電気エネルギーを加え続けることで、冷凍させずに保存する方法
▷冷凍温度帯での保存により食物の腐敗や劣化を引き起こす菌の活動を制御し長期保存が可能
▷食品の凍結を防ぐため、冷凍保存の際に問題となる味や食感の変質や解凍時の旨味流出などが起こりにくく長期間採れたての鮮度を保持できる
▷食材によっては長期保存による熟成効果も期待(旨味や糖度の上昇等)
※出典:電圧冷蔵した「しろいの梨」試食会・意見交換会資料
笠井市長は「しろいの梨は、白井市にとって最も重要な農産物です。この梨を絶やす訳にはいきません。そしてもっと多くの皆さんに食べていただけるよう、技術革新も進めていかなければなりません。今回は電圧冷蔵技術で長期保存した梨を試食していただいて、率直なご意見をいただきたいと思います。」と述べました。
白井市梨業組合の皆さん、JA西印旛職員の皆さんと、
笠井市長を始め、市担当課職員の皆さん、白井市梨業組合長が列席しました。
試食会にはNTT東日本千葉西支店、株式会社NTTアグリテクノロジー、JA西印旛、白井市梨業組合、白井市笠井市長、山下副市長を始め市担当課職員の皆さんが参加しました。
NTT東日本千葉西支店、株式会社NTTアグリテクノロジーの担当者から、電圧保存技術に関する情報や白井市ふるさとまつりでの一般消費者からいただいたアンケート調査について発表がありました。
箱の蓋を開けた瞬間にどよめきが起こり、梨農家さんも納得できる色とツヤ、食感も申し分ないそうです。
電圧冷蔵した幸水梨の甘みを糖度計で測定することになりました。

この時の測定値は13%でした。各果物・野菜の糖度比較がメーカーのサイトで紹介されていましす。こちら(ATAGOホームページ)からご覧ください。
毎年365日、白井市のブランド「しろいの梨」を育てる農家さんも、「この保存方法が実現できれば一年中梨を皆さんに食べていただけるので、さらに開発が進んでくれたら嬉しいです」と話していました。
●シャキシャキ感が劣るのではと考えていたが、収穫したてのものと遜色ない。
●ふるさとまつりでも試食したが、本日の幸水はそのときから全く変わらない。
●旬のものと変わらない。
●90日以上保存したとは思えず、純粋に驚いた。他品種でも実験したい。
●想像以上の品質で、十分に食べられる。ただ、若干柔らかい。今後に期待したい。
●他品種でも実験したい。目的がしっかりしていれば、このような実験はよい。
●今の時期に、このレベルの幸水が食べられるのであれば上等。ただ、品質に若干の個体差がある。一定の品質を担保できれば、より良い。
最後に笠井市長は「今後、どの層をターゲットにして、どのような梨を提供するのかを検討する必要があります。本日は第一歩、生産量を変えずとも収入を上げるにはどうすればよいのか、皆で考えていきたいです。市としても、しろいの梨を次世代へ残し「100年続く梨」をどう実現するのか、それには皆さんの生の声が必要です」と述べ、しろいの梨試食会・意見交換会は終了しました。
取材日:2024年11月12日
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。