書道もポスター作成も全て白井高生の想いが込められています。

県立白井高等学校2年生が制作に関わる『白井市歴史発掘プロジェクト』が、2023年8月7日から始まりました。

生徒たちが市内で白井を知り尽くす「証言者」の皆さんにインタビュー（証言）をし、その証言を元にポスター記事を制作、このほど展示されました。

編集作業は、夏休み期間には思うように作業が進まなかったり、登校できる生徒さんも、できない生徒さんもいる中で、録音した「証言者」へのインタビューをどのように活字にするか、とても大変な作業を進めていきました。

白井の「あそび」がテーマに

過去の「あそび（遊び）」は、文化や時代背景を鮮明にできる共通キーワードだと考え至ります。

白井市でどのような遊びが流行していたのか、文献はほとんど残っていないそうです。不十分な情報量の中で大きなポスターに文字に書き起こす作業は困難を極め、その情報量を増やすために白井高生が考えたどり着いた答えが「証言を集めること」だったのです。

証言をまとめていく過程で、白井高生は各々が感じ取った未来への想い、道標がこの企画展に隠れているのかもしれません。そしてその過程をヒントに、次世代へ引き継ぐバトンの素材を見つけられるのは、現代の我々なのかもしれません。

▼展示会場

白井市郷土資料館

白井市復1148-8 白井文化会館3階

047-4492-1125

開館時間：午前9時～午後5時

入館料：無料
休館日：月曜、年末年始（12月28日～1月4日）
※その他展示替え等のため必要があるとき

アクセス

・北総線「白井駅」北口より徒歩約15分
・ちばレインボーバス「白井市役所入口」下車徒歩5分
・国道16号線「白井交差点」より車で2分
・駐車場：200台／自転車置場：100台（無料）

【最後に】証言者のみなさんは全て、時代の変化とともに変化・発展する白井を知る市民のみなさんです。この企画展から学べるヒントが隠されているように思えてなりません。白井高生が未来に向け「今」をありのままを受け止め、思い至ったことだから「おも白井」のヒントになるように思えてなりません。記者ももう一度、企画展を見て学んでみたいと思います。