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みんなで考えよう! 地域の防災について!

【震災編 備え①】教えて! ウッチー! 防災のエキスパートに聞いてみました!

白井市危機管理課の内田危機管理監に市民のギモン「災害(震災)への備えとして一番にやるべきこと」を聞いてきました!

今回、回答していただいた内田さんは、白井市危機管理課の危機管理監として白井市の防災・ 危機管理に携わっている方です。白井市の現状を踏まえながら、アンケートにお寄せ頂いた震災に対する「備え」について、回答して頂きました。

内田危機管理監

「みなさん防災意識が高まる中で、生き延びた後に対する備えには意識がいくものの、生き延びるための対策に対して、割と意識が低いんです。」と語る内田さん。思わず、「たしかに…」と思ってしまいました。

 

また、震災時は倒壊の恐れなど、家屋に心配がない場合等、原則は「在宅避難(自宅避難)」です。

 

そのために必要なことをぜひ皆さんにもっと広く知って頂きたいと熱く語ってくださいました。

Q:災害(震災)への備えとして一番にやるべきことは何ですか?

①住んでいる街(地域)の災害リスクを正しく知ること

自分が住んでいる地域についての災害リスクは正しく知っていますか?

・最大震度

・倒壊危険度

・液状化危険度

・津波

・土砂災害危険度等

白井市では地震、洪水・土砂災害、内水ハザードマップで自宅周辺の危険度を確認することができます。

 

白井市の地震ハザードマップ。写真タップで地震ハザードマップのダウンロードページにリンクします。

②大きな揺れから家族の命を守れる備えの実行(耐震、家具等の転倒防止、火災防止)

大地震(震度6強)の揺れから家族を守るために備えることをまとめてもらいました。

・家具の配置や転倒防止器具をつける。

・通電火災防止の器具がついているか確認してみる。

・家の耐震について調べてみる。

それぞれについてみていきましょう!

 

家具の配置や転倒防止器具をつける

震災はどのタイミングでやってくるかわかりません。

寝ている時、料理中の時、リラックスしている時…

 

まずはご自宅の家具の位置を確認してみませんか?

おすすめ対策

激しい揺れの中で家具は凶器になります。

L型金具やポール式器具つっぱり棒は有効的です。

大型タイプの家具は割と上下で引っかかっているだけのものが多いので、連結固定器具等をつけると安心です。

本や物置などの落下対策としては、すべり止めマットや落下抑制テープがおすすめとのことです。

ガラスの飛散防止対策も重要です。最近では飛散防止対策済みのガラスもありますが、飛散防止フィルムも有効的です。また、家具等が倒れても当たらないような配置を検討することをおすすめします。

通電火災防止の器具がついているか確認してみる

最近では、震度5以上の地震を感知して電気をストップしてくれるスイッチ断ボールという器具も手軽にホームセンター等で購入可能です。ご検討してみてはいかがでしょうか?

家の耐震について調べてみる

家の耐震については、お家のプロである株式会社神野工務店さんご協力のもと、今後記事にしていきたいと思います!

株式会社神野工務店

住宅・リフォーム

安心して住み続けられる家づくりからリフォームまで!

白井市根1780-116

「避難しないための備え(備蓄)」と「地震発生時に命を守る行動ができる。」

地震発生時に命を守る行動

「地震が発生した!」となった時にどのような状況でもまずは、安全を確保することが大切です。地震の際の安全確保行動(シェイクアウト)訓練が重要になってきます。

瞬間的にできるように、シェイクアウトをしっかり覚えておきたいですね。

避難しないための備え(備蓄)

備蓄量は最低3日分~1週間分を推奨しています。これは災害時に食料等の供給支援が始まるまでの目安とされています。

備蓄品の中でも食料のほかに断水に備え、一人当たり1日3リットルを1週間分、簡易トイレの備蓄を一人当たり1日5回を1週間分ほど必要とされています。

 

※備蓄についての詳しい内容は、備え②の記事で詳しく取り上げていく予定です。

④「どうしても避難が必要な時」は、【分散避難】を考える

避難所では、「寒い・暑い・床が硬い・狭い」に加え、感染予防やプライバシーを守ることがどうしても難しいため、避難が必要なときはまず分散避難の検討ををおすすめしています。

 

分散避難とは、避難が必要となった場合、市が指定する避難所等ではなく、安全が確保された知人宅や、車中泊、ホテル等への避難にあたります。

 

また昨今問題になっている、「倒壊した家屋等からの空き巣被害」への警戒からも、安全が確保されている場所かつ自宅が見える場所での避難生活もおすすめと言われています。

⑤地域・隣近所・ママ友などのコミュニケーションの備え

災害時は、平時からの円滑な近隣、ママ友などのコミニュケーションはもとより、地域の自主防災組織として小学校区規模(白井第二、白井第三、大山口、南山)でのまちづくり協議会があります。ご自宅の範囲のまちづくり協議会がどんな情報を出しているかなどそれぞれのホームページからご覧いただけます。

※今回の記事は、事前にアンケートフォーム使用して市民の皆様にお答え頂いた内容を元に、作成しております。

 

引き続き防災への疑問を受け付けております。不定期にはなります が、できる限り疑問にはお答えしていきたいと思っています。下記 アンケートフォームからご質問お待ちしております。

クリックでGoogle アンケートフォームにリンクします。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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