地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、白井の地域情報サイト「しろいまっち」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

白井の地域情報サイト「しろいまっち」

白井市の学校給食の舞台裏

【独占取材】二小っ子の給食探検!白井市学校給食センターの安心安全おいしさをさぐれ!!

白井第二小の校外学習を取材しました!

白井市学校給食センターは最大6500食と50食のアレルギー対応食が作れます。安心安全おいしさの秘密を白井第二小の二小っ子達が探してきました!

大きな声で久古所長と栄養士の北村さんにご挨拶♪元気いっぱいの二小っ子です!

栄養士の宇田川さんにも同行していただきました。

給食センターに入った瞬間から、「いい匂いがするー」「からあげかな?」「おいしいにおいー♪」「ぼく鶏肉大好きー♪」

期待に胸を膨らませまている二小っ子達です。

今日の献立は...

●ごはん

●かきたま汁

●鶏肉の生姜焼き

●ひじきの和え物

●牛乳

 

この日はなんと11月29日のいい肉の日♪お肉のメニューにみんなテンションが上がります!

配られたプリントを見ながら給食センターの秘密を探していきましょう!!

真剣にお話を聞きながら見学します。

「うわーお野菜って3回も洗うんだねー」「お鍋大きいねー何人分つくれるのかなー?」などなど子供達の質問を一つひとつ答えていく北村さん。

 

北村さん:「給食センターでは野菜を三回洗います。シンクが3つあり順番に洗うことできれいに洗うことができます。そしてすべての野菜をしっかり90℃以上の加熱処理をすることで食中毒にならないようにしています。ちなみに、大きなお鍋は回転釜といい、一つで約1000人分つくれるんですよー!その釜が調理場に12個あり今日は約5400食分つくります!」

 

二小っ子達:「えーすごーい!大変そうだねー」

      「お鍋にぼくが入れちゃいそうな位大きいねー」

      「熱そうだねー」

北村さん:「問題です!赤いエプロンの人は今何を回転釜に入れているでしょうかー?かきたま汁をつくっているということは?」

 

二小っ子達:「なんだろう?卵?」

 

北村さん:「正解!生卵はうっかりサラダやほかの料理に入ってしまうと食中毒の危険があるので、周りの人に気を付けてねー危ないですよーと分かりやすくするためや、ほかの仕事をたのまないでくださいね!という事を見て分かるように、エプロンを分けています。」

他にも、これから調理をする緑のエプロンの人(左)、完成した料理だけを扱うピンクのエプロンの人(右)がいます。

これは保存食を保存している様子です。出来上がったメニューを一部冷凍保存し(約二週間)、何か問題があった時に原因究明するために使用します。

回転釜に触れてみよう!

回転釜は蒸気釜ともいいます。家庭用のフライパンは火が当たった所が熱くなるのに対して、蒸気釜は釜全体が蒸気で熱くなるようにできた特殊な作りになっています。

 

この釜の中に食材の代わりにボールを入れ、大きなお玉ですくって体験してみました!!

上手く配缶できたよー♪

僕も上手にできたよー♪

お楽しみ給食タイム!

給食センターの事、野菜の事、色々勉強してきたからこそ待ちに待った給食タイム♪給食センターに関わる全ての方に感謝して...

 

いただきますー♪

給食センターの方がお手伝いしてくれました!

いただきますー

いただきますの合図と共に食べ始めた二小っ子達。「ごはんおいしー!」「鶏肉おいしー」「いつもは食べなかったけど今日のお野菜おいしいー」「かきたま汁おいしー」「お代わりー!!」

たくさん食べれました。

 

そのおかげで...

 

ピッカピカー!もっと食べたかったーといっていた二小っ子達でした。

その後時間の関係もあり、予定していた調理員さんへのインタビューは中止になりましたが、子ども達の質問を調理員さん達に聞いてみました。

 

Q1: 味付けはどうやっているんですか?

A: 栄養士の先生と相談して決めています。主菜、副菜、汁物の味のバランスを見て決めるよ!

 

Q2: 出来上がるまでの時間はどれくらいかかりますか?

A: 8:00から野菜を洗って、10:00すぎに配食を始めるので、2時間位かかってます!

 

Q3: 何人で作っていますか?

A: 調理をしている人は30人位だけど、他にも配膳員さんや、配送員さんも手伝ってくれていますよ!

 

Q4: 何時から何時まで働いていますか?

A: 7:00から17:00までです!

 

Q5: デザートは給食センターで作っているのですか?

A: デザートは専門の業者さんが作っています。また、フルーツポンチやアップルパイなどセンターで作るデザートもあります。

 

Q6: 残ったものはどこに行きますか?

A: 残念ですが全てゴミとして捨てています。

 

その後、返ってきた食器の洗浄や、残って返ってきた給食を処理しているところの見学をしました。

 

毎日300㎏の給食が学校からセンターにもどってきます。食数にすると約500人分です。一生懸命、おいしく食べてほしいなという思いで作った給食...

それを一年間で189回、残菜が少ない日はとてもうれしいです。

 

この300㎏は一人があと三口食べるとなくなる量です。苦手なものでも、一口チャレンジをしているうちにだんだん食べれるようになったり、将来の自分の健康へとつながります。

 

これからもぜひ、ひとくちチャレンジをして下さいね!

 

はーい!と元気よくお返事しました!

☆二小っ子達の感想☆

 

☆あんなに捨てられてもったいない!これからもっとたくさん食べるよ!

☆調理員さん達カッコイイ!わたしも(ぼくも)、大きくなったら調理員さんになりたいな!

☆給食センターの見学楽しかったーまた来たいな♪

☆給食おいしかったよー

 

などなど、特に調理員希望の二小っ子達が多い結果となりました♪将来が楽しみですね♪

~後日談~

センター見学後、目に見えて給食の残菜が減り、苦手な野菜を食べる子が増えましたと担任の先生がお話されていました。子ども達も「ひとくちチャレンジした?」「したよー♪」と意識が高まってくれています。

見学の食育効果はとても高いと感じました。

給食センターにも卸している農園の様子はこちら↓

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

この記事に関するキーワード